肥後医育塾公開セミナー

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令和8年度 第1回公開セミナー「女性の気になるからだの悩み」

司会・講師

【司会】
肥後医育振興会副理事長
熊本大学名誉教授
片渕 秀隆

    【司会】
    肥後医育振興会副理事長
    熊本大学名誉教授
    片渕 秀隆


肥後医育振興会理事長
熊本大学名誉教授
松下 修三


    肥後医育振興会理事長
    熊本大学名誉教授
    松下 修三



福島 絵美



    福島 絵美

【座長】
肥後医育振興会副理事長
熊本大学名誉教授
片渕 秀隆

演題:<座長挨拶>
    【座長】
    肥後医育振興会副理事長
    熊本大学名誉教授
    片渕 秀隆

    演題:<座長挨拶>
【座長】
熊本市民病院産婦人科産科部長
本田 智子

演題:<座長挨拶>
    【座長】
    熊本市民病院産婦人科産科部長
    本田 智子

    演題:<座長挨拶>
【講師】
伊井レディースクリニック院長
伊井 小百合

演題:【講演1】女性を悩ませる月経困難症
    【講師】
    伊井レディースクリニック院長
    伊井 小百合

    演題:【講演1】女性を悩ませる月経困難症
【講師】
熊本市民病院産婦人科産科部長
本田 律生

演題:【講演2】プレコンセプションケア
    【講師】
    熊本市民病院産婦人科産科部長
    本田 律生

    演題:【講演2】プレコンセプションケア
【講師】
医療法人賢勝会いしかわ産婦人科院長
石川 勝康

演題:【講演3】安心して妊娠・出産を迎えるために
    【講師】
    医療法人賢勝会いしかわ産婦人科院長
    石川 勝康

    演題:【講演3】安心して妊娠・出産を迎えるために
【講師】
熊本大学大学院リプロダクティブヘルス学講座准教授
佐々木 瑠美

演題:【講演4】更年期の不調 どう向き合う
    【講師】
    熊本大学大学院リプロダクティブヘルス学講座准教授
    佐々木 瑠美

    演題:【講演4】更年期の不調 どう向き合う

セミナーの内容

 第88回肥後医育塾公開セミナーが7月26日、熊本市中央区の熊本市医師会館で開催され、親子や夫婦、若い世代を中心に約80人が聴講した。「日々の健康トラブル、どう向き合う? 〜女性・男性・中高年、それぞれの対処と予防〜」を年間テーマとした3回シリーズの1回目。今回は「女性の気になるからだの悩み〜月経・プレコンセプション・妊娠・更年期〜」と題し4人の医師や専門家が登壇した。公益財団法人肥後医育振興会、一般財団法人化学及血清療法研究所、熊本日日新聞社の主催。

熊日YouTubeチャンネルで講演動画を公開
 7月26日に収録した講演の模様を熊本日日新聞社のYouTubeチャンネルで公開中です。QRコードを読み取ると、各コンテンツの動画を見ることができます。

約80人が聴講した第88回肥後医育塾の公開セミナー=熊本市医師会館
講演者、座長、ファシリテーターが登壇した「クロストーク」では、多くの質問が寄せられ盛んな議論が交わされた=熊本市医師会館

Q&Aコーナー

Q 月経困難症の家族を、どうサポートすればいいのでしょう。また、超低用量ピルは10代の子どもにも使えますか。
A ストレスや食事に気遣いする環境整備は必要です。単に数日だけの痛みととらえず、病気だと考えてサポートしてください。学校に行くのがつらければ休ませる、家事を休ませるなどです。超低用量ピルについては月経があれば使っていいことになっています。(伊井)

Q 熊本ではまだよく知られていないというプレコンセプションケアについて、どの世代に情報発信すべきでしょうか。また、男性側が努力すべきことを教えてください。
A 7月に閣議決定された「骨太の方針」で、プレコンセプションケアが予防医療の重点分野と位置付けられました。これを推進していくためには全ての世代に浸透させる必要があります。子どもを持ちたいと考えるカップルは、ホルモンや精液の検査、性感染症検査などを2人とも受けることが重要です。(本田)
 男性側も妊娠前から体重を管理して適度な睡眠を取り、運動することで精子の質も本人の健康も維持されます。パートナーが妊娠したら、「つわり」など体調の変化を理解して一緒に育児や家事に取り組んでいくことで安心な妊娠生活を送ることができます。(石川)

Q 更年期の対処法で何が一番お勧めでしょうか。また、治療のやめ時はありますか。
A 患者によって使えないこともありますが、女性ホルモンの補充が更年期に特有の症状を改善できると考えています。やめ時というのは非常に難しいですね。症状が落ち着いて余裕ができたら、どのくらいまで続けるべきか医師と患者で一緒に考えていくべきです。(佐々木)

Q 女性が健康で長く働き続けるために、企業としては何が一番大事なのでしょうか。
A 男性中心の職場では「つわり」を病気として考えていないケースがあります。妊娠初期など、かなりつらい症状を我慢している方もいます。本人が言えないことを理解してあげるような職場環境を作っていただきたいです。(石川)
 更年期のホットフラッシュで発汗するほど暑いのに「自分だけだから」とエアコンの温度変更を言い出せないこともあります。男性でも若い人でも勉強会を開き「どんな症状があるのか」を学んでおくと対応しやすいでしょう。(佐々木)