肥後医育塾公開セミナー

　　肥後医育塾の平成１２年度第１回公開セミナー「最近の動向から見た婦人科癌（がん）の予防と治療戦略」が６月１０日、熊本市水前寺公園の熊本テルサで開かれた。
　
（財）肥後医育振興会・（財）化学及血清療法研究所・熊本日日新聞社主催、熊本大学医学部・県・熊本市・県医師会・（財）熊本テルサ後援。
　
　 熊大医学部教授・岡村均氏が「女性のからだのしくみ」と題して基調講演。続いて島根医科大教授・宮崎康二氏が「子宮頸癌」、熊大医学部講師・片渕秀隆氏が「子宮体癌および卵巣癌」、同医学部講師・山下純一氏が「乳癌」についてそれぞれ講演を行った。最後に前熊大付属病院婦長の緒方満子氏が「看護と病気を経験して」と題して自らの乳癌体験談を語った。
　
　 講演後は会場から寄せられた質問に答える形で、ディスカッションが行われた。