肥後医育塾公開セミナー

『座長挨拶』


　 小国町出身の北里柴三郎博士は熊本大学医学部と縁の深い古城［ふるしろ］医学校で学び、東京帝国大学を卒業後、内務省衛生局に奉職し、その後ドイツに留学。破傷風菌の純粋培養に成功し血清療法を確立しました。今回は「北里柴三郎記念イヤー2024」事業を行っている熊本大学医学部同窓会熊杏会［ゆうきょうかい］との共催でその偉業に触れます。まず生物毒素ならびに破傷風菌の研究者2人に講演いただき、続いてワクチン、その接種についての考え方を座長の2人が講演いたします。知識を得て、健康な生活につなげていただければと思います。