肥後医育塾公開セミナー

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令和元年度 第3回公開セミナー「克服したい! 花粉症とぜんそくの最新治療」

【座長】
熊本大学大学院生命科学研究部呼吸器内科学講座 教授
坂上 拓郎

『座長あいさつ』


   今年も花粉症の季節がやって来ました。花粉が多く飛散する時期には多くの人がくしゃみや鼻水、鼻づまりなどの症状に悩まされます。また、その他のアレルギー疾患やぜんそくもこの時期、多くなります。
 これらの疾患は、鼻や喉、気管支、肺など、体内の空気の通り道「気道」で起こります。私たちは気道を 一つのつながった臓器≠ニ捉え、そこで起こる疾患群として花粉症やアレルギー疾患、ぜんそくなどの治療や予防を考えるようになっています。その中で、近年はさまざまな新しい治療法が登場し、治療における選択肢も増えています。
 本日は花粉症の最新治療、ぜんそく診療の主役である吸入療法、ぜんそくの最新治療について、現場で治療に当たられている3人の医師に分かりやすく紹介していただきます。