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【平成19年度活動報告】第12回肥後医育振興会医学研究助成金の授与 [2008/11/14]

平成19年7月30日(月)午後6時から第12回「肥後医育医学研究助成金受賞候補者」選考委員会が開催されました。選考委員会は7名の選考委員で構成され、医学薬学研究部からは赤池孝章教授(基礎医学系)、入江徹美教授(薬学系)、興梠博次教授(臨床系)が、熊本県医師会を代表して倉津純一理事が、関連病院からは熊本市立熊本市民病院の馬場憲一郎副院長、医学部保健学科から羽山富雄教授、センター系からは発生医学研究センターの横内裕二教授がそれぞれの出身母体から推挙されました。委員会の冒頭に委員の互選で興梠博次氏を委員長に選出し、議事に入りました。その後、従来の方針どおり多彩なフィールドから優秀な研究者を選考するという原則を確認し、13名の応募者の研究課題や他の助成金授与状況などを検討して、4名の助成金授与候補者を決定しました。応募者は、医学薬学研究部から6名、附属病院から6名、学外医療機関から1名の計13名でした。4名の氏名所属、研究課題は次の通りです。

・立津 央 医学部附属病院 血液内科 医員
「多発性骨髄腫における転写因子を介した治療法の研究」

・山室 恵 大学院医学薬学研究部 循環器病態学 助教
「塩分負荷により心筋細胞肥大を生じるメカニズムの検討(高ナトリウム状態における仔ラット培養心筋細胞へのアルドステロンを介する作用)」

・植田光晴 大学院医学薬学研究部 病態情報解析学 助教
「アミロイド沈着機構の解明と原因蛋白質の新たな検出法に関する研究」

・藤原章雄 大学院医学薬学研究部 細胞病理学 助教
「抗泡沫化作用を有する Tomatidine の効率的単離とその抗動脈硬化作用の検討」