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【平成19年度活動報告】平成19年度「肥後医育塾」を開催 [2008/11/14]

19年度も(財)化学及血清療法研究所および熊本日日新聞社との共催で、年間テーマを「からだと免疫〜その功と罪〜」として、3回の市民公開セミナーを熊本テルサ(熊本市)で行うとともに、毎回、熊本日日新聞で2頁に亘って内容を紹介しました。総合司会は、第1回目と第3回目を西勝英肥後医育振興会常任理事(熊本大学名誉教授)が務め、第3回目山本哲郎常任理事(熊本大学大学院医学薬学研究部教授)が務めました。

第1回(第31回肥後医育塾公開セミナー)は、日本免疫学会・九州地区「免疫ふしぎ未来」企画市民公開講座との合同会として、平成19年4月28日(土)に「病気と免疫」のテーマで開催しました。免疫の仕組みから、花粉症、アトピー性皮膚炎、喘息といったアレルギー疾患に加えて免疫不全症であるエイズも取り上げました。座長は阪口薫雄教授(熊本大学大学院医学薬学研究部免疫学分野)で、約450人の来場者があり、講演終了後の総合討論では、あらかじめ寄せられた質問と会場からの質問に講演者が答える形で行いました。内容を、6月8日に新聞紙面に掲載しました。

第2回(第32回肥後医育塾公開セミナー)は、平成19年9月22日(土)に、主に小児のアレルギー疾患を「食生活とアレルギー」のテーマで取り上げて開催し、約300人の聴講がありました。座長は遠藤文夫教授(熊本大学大学院医学薬学研究部小児科学分野)が務め、専門家3名の講演の後に来場者との質疑応答も行いました。内容を、10月23日に新聞紙面に掲載しました。

第3回(第33回肥後医育塾公開セミナー)は平成20年3月9日(日)に「関節リウマチを考える」のテーマで開催しました。座長は水田博志教授(熊本大学大学院医学薬学研究部整形外科学分野)が務め、関節リウマチの発症や進行に関する最新の医学知見から、近年一変したといわれる薬物療法から外科手術療法まで専門の三氏が解説しました。この疾患を患っている方の来聴も多く、講演終了後に来場者との間で活発な質疑応答が行われました。内容を、3月18日に新聞紙面に掲載しました。