【元気の処方箋】
自分らしくいきいき暮らすために ウオーキング+αで健康増進
コロナ禍によって自宅で過ごす習慣がつき、外に出るのがおっくうになってはいませんか。外出を控える生活が続いたことで、体力や筋力が衰えているかもしれません。今回は、「歩く」ことの健康効果や、より効果を上げる歩き方などをお伝えします。 (取材・文=坂本ミオ イラスト=はしもとあさこ) |
【はじめに】うれしい健康効果 膝などへの負荷も考え準備を |
ウオーキングが体に良いのは多くの人が認識していることでしょう。では、具体的にどういいのでしょうか。 |
【歩く前のフットケアや筋トレにも取り組もう】 |
まず、血流や足指の動きを促進し、足裏のアーチを整える効果があるフットケアを紹介します。これによって足の運びがスムーズになり、ウオーキング時の関節への負荷が軽減され、けがの予防につながります。加齢とともに足裏のアーチは落ち、バランスが取りづらくなってしまいます。フットケアで整え、維持しましょう。 |
【歩く前】自分でできるフットケアを! |
ウオーキングの準備体操。歩く前の習慣にしましょう。 |
【歩くとき】 後ろの脚の膝をしっかり伸ばす! |
ウオーキングといっても、やみくもに歩けばいいというものではありません。大事なのは姿勢です。姿勢が悪いと可動域が狭くなって関節に負担がかかったり、脂肪の燃焼効果が低下したりします。 |
【メモ】 高血圧、脂質異常症の改善には |
有酸素運動であるウオーキングと軽度の食事制限の併用がより有効と言われています。 |
【+α 筋トレ・ストレッチ】 ウオーキングにプラスして効果アップ |
生涯にわたって自分らしくいきいきと暮らすために、ウオーキングに筋トレやストレッチをプラスすることをお勧めします。ウオーキングに効果的なストレッチを紹介します。 |
教えてくれたのは
株式会社J.H.wellness 代表取締役 野々下 直子 さん ・健康運動指導士 ・介護予防運動指導員 ・女性の健康指導員 |