【元気の処方箋】
夏バテから体を目覚めさせよう!家庭でできるエクササイズ(2)正しい姿勢・深い呼吸で心身をリフレッシュ〜ヨガ編〜
夏バテから体を目覚めさせるエクササイズとして、9/1号ではおなか周りに働きかけるピラティスを紹介しました。シリーズ2回目の今回は、正しい姿勢・質の高い呼吸によって自律神経を整え、心身のリフレッシュを図るヨガをお伝えします。 |
【はじめに】自律神経を整えて、この時季特有の不調を改善 |
10月に入ると、熊本でもさすがに秋の爽やかさを感じられます。猛暑が和らいでほっとするとともに、急に疲れが出たという経験をした人も多いのではないでしょうか。 |
【図】正しい姿勢のポイント |
(1)横から見たときに、耳と肩が直線上になる |
【質の良い呼吸に導く「ヨガ」にトライ!】 |
ヨガは、体の状態を確かめながらゆっくりとした動作でポーズを行います。「どうしてもここまでしなければならない」というものではありません。 |
【亀のポーズ】 |
(1)ひざを曲げてゆっくり座り、両手をひざの下をくぐらせ、手のひらを床につける(カメの甲羅から足が出ているように)。 |
【魚のポーズ】 |
(1)仰向けに寝て、腕を体側に付け、肘を90度に曲げる。手の甲が足元の方、指を頭の方にして、手を握る。手首は伸ばした状態に保つ。 |
【逆英雄のポーズ】 |
(1)肩幅の1.5倍から2倍ほどの広さに足を置き、右足は180度、左足は90度の角度に足先を向ける。骨盤は床と平行になるように。 |
【簡単変換バージョン】 |
(1)いすの座面手前の左端にお尻を軽く乗せて座る。 |
【終わりに】時々深呼吸をするだけでも |
内臓をガードルのように包み込む「腹横筋」 最近は、前かがみでうつむきがちの、いわゆる「スマホ姿勢」で長い時間過ごす人が多いようです。この姿勢は肺を圧迫し、よくありません。まずは普段の自分の姿勢を見直しましょう。 |
教えてくれたのは |
株式会社ソニックアーツ 代表取締役
スタジオ「Work Arts(ワークアーツ)」代表 吉田かおりさん フィットネスインストラクター。熊本市中央区水前寺と上通の2つのスタジオで、ピラティスを中心としたボディーメークエクササイズを指導。インストラクター業界誌で「インストラクター・オブ・ザ・イヤー2015」を受賞。 |