【ママの心配・不安に応える 子育て応援クリニック】
川崎病
Q子どもがかかりやすい病気として川崎病の名前を聞きます。どんな病気でしょうか? |
目や口の充血、手足が赤く腫れるなどの症状が |
川崎病は、おもに4歳ごろまでの小児に発症する全身の血管の炎症です。この病気を発見した小児科医の名前から、川崎病と呼ばれています。 |
冠動脈の動脈瘤 発生の防止を |
治療には、ガンマグロブリン大量療法などが行われており、多くの場合は冠動脈の動脈瘤の発生を防ぐことができます。しかし、症状がはっきりしない場合や、治療への反応が悪い場合は、主な症状がほとんど治ってしまった後で動脈瘤が出現することもあります。治療が終わった後も、必要に応じて心臓のエコーの検査を受けて、動脈瘤が発生していないか確認することが大切です。 |
全身の血管に炎症が起こる 小児の病気です |
熊本大学大学院
生命科学研究部 小児科学分野 准教授 中村公俊 |