【見る・知る・感じる 熊本まつり探訪】
宮原の夏の風物詩 水力で動く舞灯籠(まいどうろう)【宮原地蔵祭】
開催日:8月23日(木)、24日(金) 開催場所:宮原振興局周辺(八代郡氷川町宮原) 九州自動車道八代ICから車で約10分、鹿児島本線有佐駅から徒歩約20分 (問)氷川町観光物産協会(商工観光課内) ☎0965(62)2315 |
子どもたちの安全願う祈願祭 |
宇土、大津の地蔵祭と並び、熊本の三大地蔵祭に数えられる「宮原地蔵祭」。地蔵祭りは、江戸時代初期から伝わる伝統行事で、子どもたちの安全、無病息災を願う目的で始められました。 |
川と暮らす民衆の遊び心から誕生? |
造り物は、世相や動物などを題材としたものが目立ちます。最近は造り物が大型化し、大きさや高さを競うようになってきました。熊本の地蔵祭の造り物は他県と比較すると大型で有名です。また、見せ方も担ぐスタイルから引くスタイルに時代とともに変わっていったといいます。 |
【教えてください】「造り物いろいろ」 |
熊本では地蔵祭りだけでなく、造り物を取り入れた祭りがとても多く、その数は西日本の祭りで見られる造り物の2/3を占めるともいわれています。雨乞いでも造り物を作りますし、明治時代には140人もの人が入る大型の造り物を作ったという話も残っています。 |