ニュース

下記の通り、「第14回熊本県医療人育成総合会議」を開催いたします。
皆様のご参加をお待ちしております。（申込方法は最下部に記載）

テーマ「医療機関における働き方改革と医療人育成」
●とき：2023年11月23日（木・祝日）13:30~17:00
●ところ：熊本大学医学総合研究棟３階　講習室（熊本市中央区本荘1-1-1）
●参加無料、定員200名
●主催：公益財団法人 肥後医育振興会、後援：熊本日日新聞社、協力：高橋酒造、一般財団法人 化学及血清療法研究所

　次年度4月から「医師の働き方改革」が開始される。これまでの過重労働を法的・強制的に是正させるもので、一般的には医師の時間外労働は年間960時間以下に制限される。その一方で、高齢社会の医療需要増加で医師不足状況はすでに顕著になっている。医師の業務内容を大幅に削減せざるを得ない。対応策の一つとして医療業務の一部を他の医療技術職に依頼するタスクシフトが挙げられている。当然、医療技術職の業務量は増加する。この医療現場の変容は、医療人育成、特に臨床実習や医療技術系学生の教育内容に大きな影響を与えると予想される。この危機を、臨床実習の効率化や共同化につなげる好機に逆転できないだろうか。医療人、教育者、学生の知恵を出しあって討議したい。
第14回熊本県医療人育成総合会議　実行委員会

座長
菰原 義弘氏（熊本大学大学院生命科学研究部 細胞病理学講座 教授、熊本大学医学部医学科教育・教務委員長）
近本 亮氏（熊本大学病院 副病院長、医療の質・安全管理部 教授）


講演�@「医師の働き方改革：総論」
阿蘇市病院事業管理者、阿蘇医療センター院長　甲斐 豊 氏

講演�A「医師の働き方改革におけるタスクシフト/シェアの当院の取り組み」
熊本大学病院 副病院長　平井 俊範 氏

講演�B「医学教育と医師の働き方改革〜医学部医学科の臨床実習の特徴と経緯」
熊本大学大学院生命科学研究部 総合医学教育学講座 教授　吉田 素文 氏

講演�C「薬学的思考力を磨く実務実習プランニング」
熊本大学病院薬剤部/熊本大学大学院薬学教育部臨床薬物動態学分野 助教　成田 勇樹 氏

講演�D「看護の質を担保し後輩育成を支えるリカレント教育」
熊本保健科学大学キャリア教育研修センター 認定看護師教育課程/特定行為研修家庭 課程長 准教授　飯山 有紀 氏

講演�E「工学と医学の両面から働き方改革を支える臨床工学技士育成」
熊本総合医療リハビリテーション学院 臨床工学科長　龍 則道 氏

総合討論 – 学生実習を受ける各領域の学生を交えた討論
司会：熊本大学大学院生命科学研究部 総合医学教育学講座 教授　吉田 素文氏
学生：医学生、薬学生、看護学生、臨床工学生、放射線技師学生


●お申し込み方法
郵便番号、住所、氏名、勤務先、職種、電話番号を下記の方法でお伝えください。
また、複数人での応募の場合も、それぞれの必要事項をご記入ください。
電話・FAX:096-373-5425（肥後医育振興会※電話受付は平日９：３０〜１６：３０）
mail：119higo@kumamoto-u.ac.jp
・ご参加の方には、開催の1週間前を目途に聴講券（1枚につき1人入場可）をお送りします。
・聴講券の発送は、事務局の熊本日日新聞社より行います。
※いただいた個人情報は、実行委員会で共有・管理し、当事業の運営にのみ利用します。
※天災や感染症等の状況によっては、講演会の開催を中止とする場合があります。