赤ちゃんの夜泣き |
生活リズムに関係か?明確ではない原因 |
夜泣きとは、生後3カ月から1歳半ごろの赤ちゃんが夜中に突然泣きだし、理由も分からないまま泣きやまないことをいいます。夜は相談できる相手が少なく、親の方は、病気ではないかという不安な気持ちになることもあります。 |
便に血が混じる時は病院へ |
このようなことから、夜泣きは正常な発達の途中で起こる一時的な現象であることが分かります。しかし、理由が分からないため、病気ではないかと心配になることもあります。病気かどうかの一つの目安として、他に何か症状がないかを観察してください。 |
世話をする人が余裕を持つことが一番 |
熊本大学医学部附属病院
小児科 助教 中村公俊 夜泣きが負担に感じられる理由の一つは、どのくらいの期間続くのか分からないことです。数カ月以内に終わってしまうことがほとんどなのですが、その時まで先の見えない毎日が続きます。夜泣きの一番の対策は、赤ちゃんを泣かせないことではなく、世話をしている人がちょっと開き直って自分の気持ちに余裕を持つことだと思います。赤ちゃんから少し離れる時間を作る、赤ちゃんの世話をしてくれる人を見つける、夜泣きの記録をつけて客観的に見るなども、開き直りの気持ちを助けてくれます。 |
Q&A |
Q 小学生の女児ですが、近所の病院で尿検査をすると蛋白尿(たんぱくにょう)が出たり出なかったりします。本人はどうもないようだし、先生も心配ないとおっしゃいますが、大丈夫でしょうか? |
熊本大学大学院
医学薬学研究部 小児科 准教授 三渕浩 A おそらく、良性の蛋白尿と判断されて、心配ないとおっしゃっているのだと思います。良性の蛋白尿とは、ある姿勢の時、運動時、発熱時のみ見られ、他に症状を伴いません。また、蛋白尿も出たり出なかったりします。 |