【ママの心配・不安に応える 子育て応援クリニック】
「おねしょ」が 治りません
赤ちゃんや幼児では気にならない「おねしょ」。成長とともにしなくなれば悩みませんが、そうでない場合、親も子どもも神経質になることも。今回は、気になる「おねしょ」についてお伝えします。 |
おねしょ? それとも病気なの? |
子どもの「おねしょ」のほとんどは病気ではありません。「おねしょ」に影響するものに、尿をためる膀胱(ぼうこう)の大きさと、睡眠中に尿を減らして濃くする抗利尿ホルモンの働きとがあります。その成熟には個人差が大きいので、「おねしょ」が長く続く子どもがみられるのです。 |
医師に相談する目安 |
「おねしょ」を負担に感じたら、相談することをお勧めします。 |
正しい「おねしょ」対策 |
夜中にトイレに起こしたり、しかったりすることはよくありません。睡眠、食事などの時間を決める、夕方以降の水分を減らす、塩分を減らす、水分の量と尿の回数を記録するなどを、あせらずに試してみてください。 |
熊本大学医学部附属病院
小児科 講師 中村公俊 両親が「おねしょ」について言わなくなると改善することもあります。あまり神経質にならず気長に見守りましょう。 |