【元気の処方箋】
コロナ禍で疲れた心身をヨガでリセット【起床後編】「陽(よう)ヨガ」で一日を元気にスタート! 【家庭でできるエクササイズA】
心地よい季節になりました。前回お伝えした「陰(いん)ヨガ」でぐっすり眠れた翌朝は、すっきり目覚められそうです。そこで今回は、さらに元気な一日にする「起床後」におすすめのポーズを紹介します。(取材・文=坂本ミオ) |
【はじめに】オフからオンへ 体のスイッチをスムーズに切り替えよう |
【図】陰ヨガと陽ヨガの違い
目覚めたばかりの体は、まだオフの状態です。血管が緩んで血圧が低下し心臓もゆっくり動き、呼吸も遅く、頭もボンヤリしています。 |
【LET’S TRY!】姿勢を正して「安定」と「快適」を |
姿勢を正すことの本質は「安定」と「快適」にあります。下半身はどっしりと腰を据え、安定感があってパワーに満ちあふれた状態に。上半身は余分な力が抜けた快適な状態を目指しましょう。 |
【@英雄のポーズU(ヴィラバトラ・アーサナU)】 立位ポーズの代表格の一つ。しっかり大地を踏みしめて |
@ つま先を前にして脚を広げて立つ。両手を広げ、手首の真下に足首が来るのが理想だが、無理をしない範囲で。上体をまっすぐに保つ。 |
【A体側を伸ばすポーズ(ウッテイタ・パルシャヴァコーナ・アーサナ)】普段動かすことが少ない脇腹を伸ばすことで思考が活発に |
【!注意】膝や足首、首に故障がある場合は負担がかかりやすいため、下記のEASYポーズがおすすめです。また、高血圧の人は頑張り過ぎないよう注意が必要です。 |
【B英雄のポーズT(ヴィラバトラ・アーサナT)】大地のエネルギーを感じ力みなぎるポーズ |
@ 脚を前後に開く。後ろに来る右足のつま先は30度程度外側に向け、しっかりと大地を踏みしめる。 |
【おわりに】前に進む力を育むポーズ 朝の習慣に |
ご紹介したポーズは体を目覚めさせるだけでなく、足腰を強くし安定させることで、どんな事態にも揺るがず、冷静に物事を受け止められるようになるといわれています。 |
教えてくれたのは |
FEUILLAGE(フィヤージュ)ジャズダンス&ヨガスクール
主宰中川 若葉 さん ・(一社)日本ジャズダンス芸術協会 熊本県支部長 ・全米ヨガアライアンス(RYT200) ・LOHAS International 認定マタニティヨガ指導者 ・陰ヨガ指導者 with Paul Grilley ・(一社)日本ベビーヨガ指導者 ・熊本県文化懇話会会員 |