【元気の処方箋】
コロナ禍で疲れた心身をヨガでリセット【就寝前編】 良い眠りのために「陰(いん)ヨガ」を 【家庭でできるエクササイズ@】
続くコロナ禍で心身共に疲れ気味…。誰もが質の良い睡眠と、気持ちいい目覚めからの快適な1日を求めているのではないでしょうか。そこで、精神的な安定ももたらすヨガから、今号では「就寝前」に、次号では「起床後」に、それぞれおすすめのポーズを紹介します。(取材・文=坂本ミオ) |
【はじめに】 ゆっくり時間をかけて 心身をリラックスさせよう |
【図】陰ヨガと陽ヨガの違い
寝る前は、活動した1日の終わり。当然、肉体的にも精神的にも最も疲れた状態になっています。 |
【LET’S TRY!】 心地よい状態を少し長めに保って |
陰ヨガでは、ポーズの形ができることではなく、どこに働きかけているのか意識することが大事です。無理は禁物ですので、負担を小さくする軽減法も紹介します。自分の体と相談しながらやってみましょう。 |
【@ドラゴンフライ(トンボ)のポーズ】 内ももにやさしく広がる伸びを意識して |
@ 開脚して上体をまっすぐ立てる。 |
\@とAの間に…/ 〈陽〉の動きを入れて〈陰〉の効果を高めましょう 【トランジション(中間)ポーズ】 ドラゴンフライのポーズの後は、少し体を緩めます。 |
【キャット&カウ(陽の動き)】 |
【Aツイストルーツ】 お尻や太ももの外側にやさしく広がる伸びを意識して |
@仰向けに寝て、握りこぶし一つ分くらい足を離し、膝を曲げる。 |
【おわりに】 筋肉の出番をできるだけ減らしましょう |
私たちは知らず知らずのうちにどこかに力を入れる癖を持っています。陰ヨガは、筋肉の出番をできるだけ減らしリラックスすることで、心身を癒やし、回復をもたらしてくれます。 深くて質の良い眠りを得られるよう、無理せずゆっくりと行いましょう。 |
教えてくれたのは |
FEUILLAGE(フィヤージュ) ジャズダンス&ヨガスクール 主宰 中川 若葉 さん |