【元気!の処方箋】
ステイホームの メンタルヘルス 〜人との心理的な距離まで遠くならないように〜
コロナ禍の中で外出や活動の自粛を余儀なくされる生活が続き、精神的な不調を感じる人も増えています。今回は、現在の状況が心の健康にどのような影響を及ぼすのか、それに対してどう対応すればいいのかなどをお伝えします。(編集=坂本ミオ) |
【はじめに】自粛生活によるメンタルヘルス不調 |
新型コロナウイルス感染症のパンデミックが発生し、1年以上が過ぎました。映画や物語の世界でしかなかったものが現実のものとなり、私たちの生活も様変わりしました。 |
【非常事態の継続による影響】 |
【図1】 令和2年度 あさぎり町こころとからだの健康づくりに関する調査報告書より
隠れていた問題が顕在化 |
【ストレス対応を学ぼう】 |
【表1】感染症流行時の一般的なストレス対応
生活習慣から相談窓口まで 援助を求めることも大切 |
【表2】相談窓口の一覧
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世代で異なる注意点 家族や周囲の関わりを |
補足として、年代別の注意点にも触れておきます。 |
【おわりに】信じたい、ヒトの適応力 |
今回のコロナ禍でIT機器の活用が加速することが予想されますが、一部にはコロナ禍の前から検討されていたものもあります。多様性の時代といわれて久しい中、その人のパフォーマンスが上がるのであれば、必ずしも皆が同じやり方でなくても良いのかもしれません。 |
執筆いただいたのは |
熊本大学保健センター教授 |