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「あれんじ」 2019年7月6日号

【ママの心配・不安に応える 子育て応援クリニック】
薬の飲ませ方

子どもに薬を飲ませるとき、どういうことに注意すればいいですか。

 大人にとっても薬は飲みにくいもの。それでも薬を飲むのは、必要性を理解しているからです。子どもにも必要だということを話して飲ませ、上手に飲めたらほめてあげましょう。

上手な薬の飲ませ方

 薬を安全かつ効果的に使用するには飲み方・使い方を守ることが大切です。お子さんに薬を飲ませる際のポイントをお伝えします。

◎散剤(粉薬)

 最近の子ども用の薬は飲みやすく、そのまま飲める子どももいます。

 赤ちゃんには、服用直前に水や湯ざましを加えて混ぜ、スプーンやスポイトで口の中に入れた上で、水、湯ざましなどを飲ませます。

 また、少量の水を加えてペースト状にして頰の内側に塗りつけた上で、白湯を飲ませる方法もあります。

 乳児期以降の子どもには、好きな飲み物やアイスに混ぜたり、オブラートや服薬補助ゼリーを使用する方法などもあります。1歳未満のお子さんに、はちみつは使用できません。

◎シロップ剤

 飲む前によく混ぜてください。甘いため見ていない時にたくさん飲んでしまうこともあり、注意が必要です。

◎錠剤

 散剤やシロップ剤が苦手な子どもさんは、錠剤を好みます。錠剤が安全に飲めるようになったら錠剤を使用すると良いでしょう。


気軽に薬剤師に相談を

 薬の特徴を理解して、子どもが飲みやすい工夫をすることが大事です。薬をもらうときに薬剤師に相談しましょう。

 最近はかかりつけ薬剤師制度があり、気軽に相談することができますので、かかりつけ薬剤師を持つのも良いでしょう。


薬の特徴を理解して 子どもが飲みやすい工夫を

熊本大学大学院
生命科学研究部
小児科学分野
松本志郎 准教授