【ママの心配・不安に応える 子育て応援クリニック】
子どもの肥満と生活習慣病
欧米をはじめ世界中で子どもの肥満が増えているといわれています。今回は、子どもの肥満と生活習慣病についてお伝えします。 |
子どもの肥満の問題点 |
肥満の子どもは、約30年間で男女とも2〜3倍に増えました。 |
判断基準と診察・検査の必要性 |
肥満は、肥満度を計算して判断します。肥満度は(測定体重−標準体重)÷標準体重×100(%)で計算します。 |
予防と対策 |
子どもは身長が伸びているため、減量の必要があることは少なく、極端な食事制限もよくありません。食物繊維とタンパク質を十分に取り、炭水化物と脂肪を減らす。糖分の入った飲み物を避け、よくかんで食べる、などが大切です。 |
熊本大学医学部附属病院
小児科 講師 中村公俊 肥満の予防や対策は、子どもだけが頑張るのではなく、家族が協力して食事や運動などの生活習慣を変えることが大事です |