【ママの心配・不安に応える 子育て応援クリニック】
子どものアレルギー性鼻炎
春だけでなく起きるアレルギー性鼻炎。くしゃみや鼻水、鼻づまりは子どもにとって苦しいものです。今回は、子どものアレルギー性鼻炎についてお伝えします。 |
原因と症状 |
幼児や小学生でも花粉症は珍しくなくなりました。特に家族にアレルギー性鼻炎の方がいると、「症状がそっくり」と言って病院へ連れてこられることがあります。アレルギー性鼻炎は、よく知られている春のスギやヒノキのほかに、夏のカモガヤ、秋のブタクサ、ヨモギ、さらにダニやハウスダストなどが原因となっています。花粉などが鼻で起こした反応によって、粘膜の腫れや鼻汁の増加が起こります。 |
検査と対策、治療 |
検査として、鼻の粘膜の診察、血液検査や皮膚のプリックテスト(皮膚表面に原因となるアレルゲンを1滴落とし、表面を針で刺し反応を見る方法)などが行われることがあります。 |
熊本大学医学部附属病院
小児科 講師 中村公俊 子どもでは特徴が分かりづらいこともあります。鼻づまりや副鼻腔炎などが長く続くときは一度は疑って、かかりつけ医に相談してみてください。 |